戌神ころねさんが映画『バックルームズ』を鑑賞、パンフの仕掛けと21歳監督の言葉に感銘
戌神ころねさんが、2026年9月4日に日本公開された映画『バックルームズ』を鑑賞し、パンフレットの作り込みやケイン・パーソンズ監督の言葉について感想を投稿しました。映画の内容だけでなく、作品を届けるための細かな工夫や、観客の受け取り方を尊重する監督の姿勢まで見ていることが伝わる反応です。
ころさんは普段から映画の同時視聴や感想配信で、物語の展開だけでなく演出、音、作り手の狙いにも目を向けています。今回も、パンフレットを読んでから改めて監督の考え方に反応しており、『バックルームズ』を鑑賞後までじっくり味わっていたようです。
一冊ずつ異なる「青いマステ」のパンフレット
9月7日、ころさんは『バックルームズ』のパンフレットについて投稿しました。表紙などに使われている青いマスキングテープが一冊ずつ手作業で貼られ、個体差があることを知って驚いたといいます。思わず購入したパンフレットは内容も充実しており、満足感の高い一冊だったと紹介しています。
映画パンフレットは作品情報を確認するための資料でもありますが、今回のように一冊ごとの差そのものが演出になっていると、劇場で手に取った人だけの記念品という意味も強くなります。無機質な空間や記録映像の質感を特徴とする『バックルームズ』に、手で貼られたテープという物理的な仕掛けを重ねた点を、ころさんは見逃しませんでした。
「答えを決めつけない」監督の姿勢に共感
翌9月8日には、作品の理解や解釈について尋ねられた監督が、ひとつのメッセージを正解として示すのではなく、観た人それぞれが受け取るものだという趣旨で答えていたことに反応。ころさんは、その考え方を強く気に入った様子を言葉にしています。
謎や余白の多い作品では、「結局どういう意味だったのか」と明確な答えを求めたくなる一方、受け手によって残る感情や読み取り方が変わることも魅力です。ころさんが惹かれたのは、作品を作った本人が結論を固定せず、観客の解釈を作品体験の一部として大切にしている点だったのでしょう。
YouTubeの短編からA24の長編映画へ
監督のケイン・パーソンズ氏は2005年生まれ。CINRAのインタビューによると、16歳だった2022年に約9分の短編映像『The Backrooms (Found Footage)』をYouTubeで公開し、再生回数は9000万回を超えました。その映像表現が注目を集め、A24製作の長編映画で監督を務めることになります。
長編版は1990年を舞台に、家具店を営むクラークが店舗の地下で現実とは異なる空間への入口を見つけるところから始まります。黄色い壁紙、終わりの見えない廊下、不自然に置かれた物など、インターネット発の都市伝説「Backrooms」を構成する要素を、一本の映画として描いた作品です。
パーソンズ監督はインタビューで、巨大なシステムとしてのバックルームズに、現代の社会や産業、文化との共通点を見ていることも語っています。怖い空間を探索するだけでなく、その構造をどう受け取るかが観客に委ねられているからこそ、ころさんが注目した「解釈を限定しない」という姿勢にもつながっています。
映画の外側まで楽しむ、ころさんらしい鑑賞
今回の2つの投稿からは、ころさんが映画本編だけを見て終わるのではなく、パンフレットのデザインや制作方法、監督のインタビューまで含めて作品を楽しんでいたことが分かります。特に、見た人が自由に考えられる余白を肯定した監督の言葉への反応は、同時視聴でも自分の感じたことを率直に話しながら、作品を一つの答えに閉じ込めないころさんの見方とも重なります。
『バックルームズ』は映像の不安感や異空間の謎が注目されやすい作品ですが、ころさんの感想を追うと、若い監督がどのような考えで長編へ発展させたのか、パンフレットが劇場体験をどう補っているのかにも興味が広がります。鑑賞した人にとっては解釈を考え直すきっかけになり、まだ見ていない人には作品の成り立ちを知る入口になる反応でした。
作品情報
- 作品名:『バックルームズ』
- 日本公開日:2026年9月4日
- 監督:ケイン・パーソンズ
- 出演:キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネットほか
- 配給:ハピネットファントム・スタジオ
まとめ
ころさんが『バックルームズ』の鑑賞後に特に心を動かされたのは、手作業で個体差を生んだパンフレットと、作品の意味を観客に委ねる監督の姿勢でした。映像の怖さだけでなく、作品を作った人の考え方や劇場で手に取れるものまで丁寧に味わうところに、ころさんの映画好きらしさが表れています。
出典
映画『バックルームズ』公式サイト|A24×Happinet Phantom Studios
バックルームズのシステムはまるで「現代社会」。弱冠21歳の監督が語る、都市伝説を通して考える現実|CINRA

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