2021年3月26日夜の『ドラゴンクエストIII』は、物語を進める本編から少し離れた番外編。ころさんがSFC版でレベル上げをし、モンスター格闘場で賭けを楽しみ、すごろく場にも足を運びます。約4時間の配信は、次の冒険へ備える時間でありながら、目の前の遊びに夢中になっていく寄り道の回でもありました。
冒頭では、この日は長時間になる予定ではないと話し、翌日に予定している別のゲームにも触れていました。それでも『ドラクエIII』の世界に入ると、経験値を稼ぐ場所や遊び残した施設が気になります。目標を一つに決めた攻略回ではなく、今やっておきたいことを順に確かめる構成が、タイトルの「したいし」の連続にそのまま表れています。
メタルを探すレベル上げ
まずは経験値を稼ぐため、メタル系の魔物を探して歩きます。目当ての敵が現れる場所を確かめ、出会えても逃げられる前に倒せるかどうかで一喜一憂。ころさんは仲間の攻撃や呪文の使い方を考えながら戦いますが、出現も撃破も思いどおりにはいきません。単に数字を増やす作業ではなく、次の一戦に期待してフィールドを回る時間になっています。
前回までの旅で強くなってきた一方、バラモスに向けてどこまで鍛えるかは悩みどころ。配信では「上げすぎても」と考える様子もあり、十分な準備と本編を進める楽しみの間で揺れます。メタルを追うあいだにも、敵の姿をかわいがったり別の『ドラクエ』の記憶をたどったりと話が広がります。目的地へ急がない番外編だからこそ、ころさんのゲームとの付き合い方がよく見えました。
格闘場で遊ぶ寄り道
レベル上げから向かったのは、モンスター格闘場です。出場する魔物を見比べて賭け先を選び、試合が始まると行動を追って声を上げる。強そうに見えた相手が思うように動かなかったり、予想を外されたりするのも、この遊びの面白さでした。勝てそうな組み合わせを考える時間と、実際の戦いに振り回される時間の落差が、配信の調子を変えていきます。
ころさんは賭けをただ繰り返すのではなく、対戦カードを眺めて「どの魔物なら勝てるか」を考えます。お気に入りの名前が出れば気になり、結果が出るまでは声援も飛ぶ。レベル上げで魔物を倒していたときとは違い、今度は魔物の戦いを観客席から見守ります。ゲーム内の仕組みを一つずつ遊び尽くしたい気持ちが、タイトルに並んだ「レベル上げ」「カジノ」「すごろく」の全部につながっていました。
育成のために戦うフィールドでは、欲しい経験値を得られるかが大事でした。格闘場では、同じ魔物でも自分が操作できないぶん、予想どおりに動いてくれるかを待つしかありません。ころさんが攻撃に声を合わせたり、思わぬ行動に困ったりするほど、観客としての立場がはっきりします。同じゲーム内で遊び方が切り替わるのが、この番外編の軽快なところです。
すごろく場の一喜一憂
後半は、すごろく場探しから始まります。行き先を思い出し、券を用意して盤面へ。出目によって進むだけでは済まず、分岐や落とし穴、道中のマスがその都度予定を変えます。良い目が出たときは喜び、欲しい目が出ないときは次の一投に期待する。格闘場では魔物の行動に、すごろくではサイコロに翻弄されるのが、この番外編の二つの遊び方です。
大きな出費や穴への転落にも反応しながら、ころさんは「もう一回」と挑みます。途中で手に入るものやゴールへの道を気にしていたはずが、次の出目そのものに夢中になっていくのも見どころ。進めなかった時間が無駄になるのではなく、さっきの失敗を踏まえて今度はどう動くかを考える材料になります。バラモスへ向けた準備の配信が、すごろく場では独立した冒険のようになりました。
番外編の余韻
本編の大きなイベントを追う回とは違い、今回は同じ場所で粘ったり別の遊びに移ったりする余裕があります。メタルに出会えるか、格闘場の予想が当たるか、すごろくで望みの目が出るか。毎回小さな結果がすぐ返ってくるので、寄り道が長く続いても退屈しません。ころさんの反応も、失敗を引きずるより次の一手を面白がる方向へ向いています。
終盤は視聴者と話しながら、今後の配信や興味のある話題にも触れます。勝敗が決まる場面のにぎやかさから、ゆっくり話を聞く時間へ移るところまで含めて、番外編らしい一夜でした。本編を追っている人には、次へ向かう前に仲間を鍛える寄り道として。『ドラクエIII』の遊びを眺めたい人には、ころさんと一緒に格闘場とすごろくを楽しむ回として残っています。
元配信:戌神ころね「【ドラクエ3】番外編!レベル上げしたいしカジノしたいしすごろくしたい」


コメント